前回のページでは、司法書士事務所についてどのような職場であるのかについて、簡単に説明しました。司法書士事務所に勤めているのが司法書士で、彼らが行っている仕事は主に書類作成の代行です。それらは法律に関する書類で、素人には作成が困難な書類な場合が多く、司法書士は企業や個人に代わってそれらの書類を作成し、企業や個人の活動をサポートすることが主な業務となっています。それでは今回のページでは、司法書士事務所に勤めるためにはどういった条件があるのかについて、詳しく解説していきたいと思っています。
司法書士事務所では数多くの案件を常に抱えています。そこで働く司法書士は、それらの案件を迅速かつ的確に処理することが至上業務となります。ですから司法書士事務所に勤めるための条件として、司法書士事務所での煩雑で高度な職務に対して、スピーディで的確に対処できる人材であることが必要条件として挙げられます。
司法書士の仕事として、新人のうちに体験できることはなるべく多岐に渡る仕事をするのが良いでしょう。そうすれば司法書士事務所に持ち込まれる仕事のほとんどを自分だけでも処理できるようになります。そうなれば、将来的に司法書士事務所を独立して構えるような場合でも、多岐に渡る仕事の受注が可能となります。それは実際には、司法書士事務所としては最低限度なことです。多岐に渡るあらゆる書類作成を代行できることが司法書士としての務めです。得意な分野だけで務まる仕事ではないのです。
書類作成として多くの個人から依頼されるのが、遺産相続などの場合における必要な書類の作成です。そこで必要とされる書類は、法務局や検察庁に必要な書類です。また、場合によっては裁判所に提出する必要もあります。ですので、しっかりと記入漏れがなく、内容も適切に書かれたものでなければなりません。そういった書類を不備のないように記入できるようになれば、司法書士事務所での仕事も一人前と言われるようになるでしょう。
それでは次回のページでは、将来的なことかもしれませんが、司法書士事務所を自分で設立する際に必要な作業について、実例での事柄などを盛り込みながら、詳しく解説していきたいと思っています。
司法書士事務所の参考情報 → 熊本の債務整理は森司法事務所へ|森雅哉司法書士事務所