前回のページまでは司法書士事務所という場所で働く司法書士がどういった仕事に携わっているのかについて、詳しく解説してきました。そこでは、法廷での闘争といった深刻なケースにおいても、司法書士が大切な役割を果たしているということについてお伝えしました。今後ますます職務の重要性を増していくであろう司法書士事務所での仕事について、世間の注目は集まっていくでしょう。それでは今回のページでは、司法書士事務所で働くことにはどういったメリットがあるのかについて、詳しく解説していきたいと思います。
司法書士事務所で働く司法書士として、ある程度のキャリアを積んでいくと、次のステップが見えてきます。それはもちろん、職業選択の自由に従い、個人の自由選択ではあるのですが、一般的な傾向として、最近では、弁護士事務所に就職するケースが増えています。これは、弁護士も法律に関する業務であり、書類を作成する必要が業務の中で頻発します。そういった業務において、司法書士事務所での仕事の経験がそのまま生かせるというメリットがあります。
また、弁護士事務所ほどではないですが、税理士事務所への転職も多いようです。こちらでも税理などのお金に関する書類は、法律に関する記述が多く、司法書士事務所での経験を生かせる職場だと言えるでしょう。
そのほかの転職先として挙げることができるのは、司法書士という国家有資格者として法律事務所に転職するというケースです。この場合でも司法書士事務所での様々な経験が生かせます。このように、もし小規模な個人経営による司法書士事務所に就職した場合では、いわゆる一般企業よりも、より自分自身の能力に適した職場を見つけることができるでしょう。そこでの給与については保障されませんが、職務に対するスキルを有していることが確実であるということは、必ずや将来的に自分自身のメリットとなるでしょう。
仕事において大切なことは、周囲の同僚や上司から実力を認められることです。そうすれば自ずと与えられる職務は重要なものになっていくでしょうし、それにともない、報酬麺でも納得の行く金額を得ることができるようになるでしょう。もし将来的に独立することを考えているのなら、司法書士事務所に就職するのが良いでしょう。
司法書士事務所の参考情報 → 森雅哉司法書士事務所