司法書士事務所での仕事内容について

前回のページまでは、司法書士事務所での仕事について詳しくお伝えしました。司法書士事務所ではもちろん司法書士が働くわけですが、その業務は多岐に渡ります。その中で着実にキャリアを積み上げることで、司法書士として一流の人材に成長することが期待できます。また、司法書士の職務はここのところ、権限を強めています。今では場合によっては、裁判所において弁護士のような役回りを果たすようにもなりました。そのような傾向は、今後ますます強まっていくでしょう。それでは今回のページでは、司法書士事務所について、どういった仕事が行われているのかについて、詳しく解説していきたいと思っています。

司法書士事務所での仕事は、主に個人からの依頼か、法人からの依頼かでタイプの異なる2つの種類の仕事を行っていくというのが基本となります。個人からの依頼の場合で多いのはトラブルに関する依頼です。その場合には、一般の人がトラブルに巻き込まれた場合に、法律に関する知識がなかったりすると、個人では対処が難しくなり、法廷においても迅速な処置が行い辛いという事態を招いてしまいます。そういうときに、司法書士が法律に必要な書類の整備をフォローすることで、法廷がスムーズに進行できるようになります。

また、法廷における闘争で、担当する弁護士が不在であったり、訴訟の金額が小額な場合だと、担当を辞退する弁護士もいます。そういう場合には法廷が不成立になってしまうこともあります。その場合には、訴えられた側は泣き寝入りする他なくなってしまいます。そういう場合に、司法書士事務所がきちんと機能しておけば、司法書士がしっかりとサポートすることで、一般人が法廷において不利な立場に立たなくなるという恩恵が受けられます。

このように、司法書士事務所での仕事は、市民にとって必要不可欠な法律に関する仕事です。法律は市民を守るために存在しますが、知識がないと使えないという諸刃の刃のような側面があります。

それでは次回のページでは、司法書士事務所での仕事について、どういったことでやりがいが得られるのか、将来性な展望も含めて、さらに詳しく仕事内容を掘り下げていきたいと思っています。

 

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